ピクシーの日本代表監督はダメな理由とは？

「日本代表の監督には非常に興味がある」

ピクシーことストイコビッチがインタビューで、
日本代表監督への意欲を表明したとか。

まあ、アンケートでも「ピクシー監督希望！」みたいな感じでしたし、
ピクシージャパン待望論はあるんでしょうね。

でも、僕は「う〜ん、今はピクシーじゃないんじゃないかなあ」
と思ってしまう。

ピクシーは凄い好きな選手だったし、
日本のサッカー界の偉大なる功労者だと思うけど、
今の日本代表の監督には向いていないと思う。

ピクシーは代表監督としてＷ杯を経験していないからです。

これについては賛否両論あると思うけど、
やっぱり今大会を観ていて、
代表監督とクラブチームの監督は違うんだなあ、
と感じるし、

そもそも、ピクシーのクラブチーム（名古屋グランパス）での実績も、
良いイメージばかりではないですよね。

2008年　3位
2009年　9位
2010年　1位（優勝）
2011年　2位
2012年　7位
2013年　11位

終わりよければなんちゃらじゃないですけど、
2012年と2013年監督時代の悪いイメージが残っていて、
グランパスサポの中にも「ピクシーはもっと早く解任すべきだった」
という意見も多いみたいです。

「グランパス初期は良かったけど、末期はひどかった」
「ベテラン偏重で若手軽視だった」
「ケネディと闘莉王めがけて放り込むサッカーしかしてなかった」

などなど。
サポからは辛辣な意見も多いとか。

ただ、2010年のJリーグ優勝とか輝かしい実績があるのも事実ですし、
クラブチームの監督しては評価しても良いのかもしれません。
（その点ではドイツ大会の時のジーコと一緒にするのは間違っていますよね）

でも、ピクシーは代表監督としては未知数かな、と思う。

日本の文化とかをよく理解しているピクシーなら、
良いチームは作ってくれるかもしれないけど、
勝てる日本代表になるかは未知数な部分が多い気がします。
（ピクシーのサッカーは選手任せって評判もありますが…。）

やっぱり、ワールドカップは勝ってなんぼだと思うし、
ワールドカップで勝つ日本代表が見たい。

そう考えると、今の日本代表に必要な監督は、
日本の文化とか伝統を理解しているとかの前に、
コロンビア代表監督のホセ・ペケルマンとか、ビエルサとか
候補にあがっているアギーレとかの、代表監督として実績のある監督じゃないのかな？

ただ、チリの監督サンパリオ監督みたいに、
代表監督経験はなくても、結果を出す監督もいるんですよね。

あなたはピクシージャパンについてどう思いますか？

タグ：ワールドカップ2014年 サッカー

チリ戦で神セーブを連発したブラジルGKジュリオ・セーザルとは？

ブラジルVSチリ戦（ワールドカップ2014）は凄い結末になりましたね。

前後半＆延長戦でも決着がつかず、
PK戦に。

結果は、

ブラジル　1－1（PK 3－2）　チリ

そこで、神セーブを連発したのが、
ブラジルGKのジュリオ・セーザルです。

年齢は34歳で、現在はアメリカ・MLSのトロントFCに所属しています。

7シーズン在籍したインテル（イタリアのセリエA）時代は、
インテルの5連覇（モウリーニョ時代）に貢献したりしていて、
凄いゴールキーパーなのは間違いないのですが、
イングランドのQPRに移籍してからは衰えも指摘されていました。

今回のワールドカップのために、
出場機会を求めて今年の2月にMLSのトロントFCへ移籍。

自分を起用してくれたルイス・フェリペ・スコラーリ監督に
強い恩を感じているらしく、解説の金田 喜稔さんもその点に触れていましたが、
まさに土壇場で監督に信頼に応えたカタチになりましたね。

チリ戦PKでのジュリオ・セーザルの活躍↓

・PK1本目　チリFWピニージャのゴール正面へのPKをセーブする。
・PK2本目　チリFWサンチェスのゴール左へのPKをセーブする。

また、チリ5本目のハラのPKが右のポストに外れたのも、
ジュリオ・セーザルの2個のセーブ（それによるプレッシャー）と無関係ではないと思います。

チリもナイスファイトでした。
やっぱりワールドカップの決勝トーナメントは面白いですね！

タグ：ワールドカップ2014年

ブラジルVSチリ戦でも審判の誤審！？フッキの幻のゴールは？

決勝トーナメント1回戦、
ブラジルVSチリ戦。

ブラジルはジュリオ・セーザルの神セーブで勝利！
準々決勝進出決定。

後半10分、ブラジルFWフッキのゴールが、 審判のジャッジによって取り消されて幻のゴールに…。

ゴールと思ったら、
シュートの前のトラップがハンドという判定でフッキにイエローカードに。

映像で見るとかなり微妙な判定で、
ネット上ではイングランドの主審にかなりの批判が殺到しています。

「後半10分のフッキのゴールは審判の誤審なのでは？」

「ハンドじゃなくて、右胸でトラップしてね？」

などなど。
審判の誤審でブラジルが苦戦したという意見ですね。

もっとも、ブラジルもその他、数々の決定機を外しまくっていて、
ブラジルは自業自得だという意見もあるし、
オスカルは不調だし、フレッジと交代で入ったジョーは最悪だし、
ネイマールもバテバテでダメだったという意見も。

監督のベンチワークが冴えてなかった点では、
「日本代表のザッケローニ采配と似ている」なんて言っている人もいますね。

延長はブラジルペースになってましたが、

ギリギリのところで、チリDFガリー・メデル（背番号17番）
という身長172ｃｍの低くて高い壁が…。
メデルは延長後半に交代しましたが、素晴らしいプレーでした。

なので、チリ頑張れ！って気持ちも湧いてきていたんですが、
後半10分のフッキのゴールが入っていればなあ、という思いもあって、
また、その後にフッキが頑張っていたこともあって、
何となくモヤモヤした状態でPK戦に。

そして、そのフッキがPKを失敗…。

ブラジルの4本目のキッカーとしてPKを蹴ったフッキの強烈なシュートは、
チリGKにセーブされてしまいました。

ブラジルはGKジュリオ・セーザルに救われたなあ。
ミネイロンの悲劇にならなくて良かった。