ジエゴコスタに対するブーイングはなぜ？

ワールドカップ2014のグループB注目の試合、
スペインVSオランダ戦ですが、
スペインFWのジエゴコスタに対するブーイングが凄かったですね。

・ジエゴコスタはブラジル出身でブラジル国籍
・ブラジル代表に招集されたこともある

にもかかわらず、

ジエゴコスタはブラジル代表ではなく、スペイン国籍を取得してスペイン代表を選んだ。

というのがブーイングの理由ですね。

ジエゴコスタ自身の言い分としては、
「キャリアのほとんどをスペインリーグ（リーガ・エスパニョーラ）で積み上げた」
「ブラジル代表よりもスペイン代表の方が自分を必要としてくれた。」
というのがスペイン代表を選んだ理由みたいですが、

ブラジルサッカー連盟はジエゴコスタを非難していますし、
ブラジル市民権も剥奪されました。

観客の大半を占める、ブラジル国民にとっては「裏切り者」なのかもしれませんね。

1点ビハインドの後半、ジエゴコスタ→フェルナンド・トーレスという交代の場面でも、
凄いブーイングでした...。

ここまで酷いブーイングが続くとすれば、ジエゴコスタは今回のブラジル大会では、
100％実力を発揮することが難しいかもしれないと感じました。

怪我の影響もありますし、
アトレティコ・マドリードを優勝させたような活躍は期待出来ないと思います。

まあ、欧州のクラブチームでも、ライバルチームに移籍した選手に対しては、
容赦のないブーイングが浴びせられるのが普通ですが、
母国のブラジルから浴びせられるブーイングは精神的にかなり辛いはずです。

スペインがグループBを2位で突破した場合、
決勝トーナメントではブラジルと対戦することが有力なので、注目ですね。

タグ：サッカー ワールドカップ2014年